常磐線列車、朝夕も乗り入れ―上野東京ラインのダイヤ概要発表
2014.10.30 Thursday
本日発表されたJR東日本のプレスリリースで、上野東京ラインこと東京縦貫線のダイヤの概要と、常磐線特急の愛称変更、新たな着席サービスの導入が発表されました。
まずは上野東京ラインのダイヤに関して。
朝ラッシュ時(東京着8:00〜9:00)にも常磐線の東京乗り入れ(品川行)列車が毎時5本も設定されたのは驚きでしたが、「朝通勤ピーク時間帯では(中略)上り電車のみの直通運転となります」との記述を読んで納得。
品川到着後、田町センター(旧田町車両センター まだ留置できる場所ぐらいあったよな?)なり尾久車両センターなりに回送することで上野駅南側の平面交差(北行で上野から常磐線方面に抜ける場合、南行(上り)本線を横切って9番線に入らなければならない)を回避するってことかと思われます。
また、朝夕ラッシュ時の直通はE231系松戸車使用の直流区間内列車のみとなりました。これは高価な交直流電車の増備をケチったのと、混雑緩和を最優先した結果でしょう。
ま、上野着8時台の特急を設定したり中距離電車よりも特急の本数の方が多い時間帯があるという常磐線のえげつない特急誘導ダイヤを鑑みると十分良心的だと思いますがw
ゆくゆくは交直流車が品川発着になるか、現在の取手、成田発着列車の車両が宇都宮線、高崎線系統と共通化され東海道線川崎以南との直通運転を行うようになるかのいずれかだと思いますが、上野駅の平面交差を解消するかもう少し沿線人口が減ってくれるかしないとまだ厳しそうです。
東海道線と宇都宮/高崎線系統、湘南新宿ラインとの兼ね合いはLongさんが考察されてるのでそちらをご覧ください(丸投げw)
常磐線特急の愛称変更については、485系が完全撤退した時点でそうすべきだっただろうとしか言いようが…特急料金も実質値上げだし…。
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